市民病院では8年半勤務させていただきました。

退職となり、多くの患者さんともお別れしなければなりませんでした。病状が優れない状態で次の医師へ引き継ぎをしなければならない方もあり、大変申し訳なく思っています。

 患者さんとのお別れの中で、患者さんの「楽になった」「良くなった」「ありがとう」という言葉に、いかに自分が癒されていたかを改めて感じました。
忙しい日々の中、患者さんの体や心を癒すのが自分の仕事のはずですが、実は自分自身も患者さんの笑顔に支えられてきたことを実感しました。

5月からはクリニックでの診療になります。
これまでと同様に、患者さんを癒しつつ、自分自身も癒していただきながら診療していきたいと思います。