おおやま内科クリニックの院長日記|愛知県小牧市|内科・消化器科(胃腸科)

愛知県小牧市の間内駅前で、2012年5月に、内科・消化器科の医院を開業予定のおおやま内科クリニックです。

2012年09月

 朝夕は徐々に寒くなってきました。我が家の子供たちは運動会の練習のためか、やや疲れが出てきているようです。寒暖の差が大きな時は体調をくずしやすいので体調管理に気をつけてください。

 さて、来月10月からインフルエンザの予防接種を受け付けています。
 ワクチンによる免疫能の保有期間は4~6週がピークで、その後6ヶ月以内にピーク時の50%を切るようになるとされているようです。一般的にはインフルエンザの流行期間は12月から3月頃までと言われていますので、11月中旬頃までに行うのが良いようです。

 特に高齢者、小児、受験生などはお勧めですが、やはり一家全員行っておくことが望ましいでしょう。

 お電話での予約を受け付けています。また、ワクチンに余裕があれば、通常の診察の際にも行うことができます。これからの季節、風邪で受診される患者さんも増えてきます。予防接種にきて風邪をうつされたくないという方は15:30-16:00の時間にも受け付けています。
 生後6ヶ月から13歳未満の子供さんは2~4週間あけて2回接種が必要です。
 小牧市内の65歳以上の方は助成が受けられますが、接種期間は10/15~12/31となります。

最近、院内のアラフォー世代(ギリギリ30歳代?)の女性スタッフの中で、“熟女って何歳頃からだろう?”、“私達くらいじゃない?”、“熟女キャバクラで働けるかな?”と、しょーもないことで盛り上がっていました。そんな女性達も、熟女と認識しながらも40歳に到達した私とは一線を画そうとするので、私としてはややご立腹です。

 さて、表題の件です。クリニックには腹部症状の他、色々な症状を訴えられる患者さんが来られますが、特に消化管(食道・胃・大腸)の病気につきましては、内視鏡などで癌のチェックを行いながら、治療を進めていきたいと考えています。
 しかしながら、腹部症状で受診され、胃カメラなど予定していても、お薬にて症状が改善すると検査に来られなくなってしまう方がしばしば見られます。
 確かに、お薬で良くなる様な症状は癌による症状ではないかもしれません。楽になると、きつい内視鏡の検査は嫌になるのも当然かと思います。
 しかしながら、早期の癌はほとんど症状を伴いません。検診や定期検査の内視鏡などで偶然に発見されることも多いです。早期癌の内視鏡治療を行ってきた私としては、できるだけ多くの方で、『外科手術』ではなく『内視鏡治療』で切除できる段階での、病変発見に努めていきたいと思っています。
 『良くなったから胃カメラをキャンセルします』と連絡が届く度に、薬を処方して良かったのだろうか?と思うこともあります。腹部症状が現れた時くらいはしっかりとした検査をしてみてはいかがでしょうか?

 9月になり、我が家の子供たちは、運動会の練習が始まり、学校が楽しいようです。3年生のお兄ちゃんが「運動会の踊りはSKEの曲に決まったよ」と言っていました。SKEの歌を知らない私は曲名を聞いたところ、翌日、子供はEXILEのRising Sunという曲の歌詞カードを持ってきました…。("E"しか合ってないし…)。
 
 さて、表題の件です、2回目のお知らせになります。
 小牧市では小学校6年生から中学校3年生まで無料で接種することができます。
http://www.city.komaki.aichi.jp/kenko/yobo/001212.html

 どうやら、各家庭へのお知らせの郵便物などは届かないようですので、ご両親が気にかけて頂く必要があります。
 保険証など、小牧在住を証明するものがあれば当クリニックにて接種可能です、お電話でご予約下さい。

 癌のリスクを減らす医療はそれ程ありません。胃癌に対するピロリ菌の治療、肝癌に対するC型肝炎のインターフェロン療法など…。
 せっかく無料で受けられる予防接種ですが、啓蒙がたらない印象です。学校などでも、もう少しお知らせがあってもよいように思います。クリニックでもできるだけお知らせしていこうと思います。

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